これから始めたい人!

パワーリフティングをやってみたいけど、始め方がわからない。
大会に出てみたいけど、どうやったらいいのかわからない。

やりたい! と思っても、ルールや大会の出場方法など、わからないこともたくさんあると思います。
このページでは、そんな「わからない」を解決できるよう、なるべく詳しく解説していきます。

パワーリフティングってどんな競技?
公式大会に出場するには?
 ・公式大会のレギュレーション
 ・大会に必要なものは?
 ・大会の階級
島根県でパワーリフティングを始めるには?

パワーリフティングってどんな競技?

パワーリフティングについて、名前は知っていても、どんな競技かわからない方もおられると思います。
パワーリフティングは、重量を持ち上げる競技です。
競技の種目は、3つあり、その重量のトータルを競います。
1.スクワット (Squat)
2.ベンチプレス (Bench Press)
3.デッドリフト (Deadlift)

それぞれの競技の概要について

1.スクワット (Squat)
バーベルを肩に担いで、しゃがみこんだ状態から立ち上がる動作です。
選手はバーベルを肩に乗せ、審判の合図でしゃがみ、
太ももが床と平行以上になるまでしゃがんだ後、立ち上がります。
2.ベンチプレス (Bench Press)
ベンチに仰向けになり、胸にバーベルを下ろし、その後腕を伸ばして持ち上げる動作です。
バーベルを胸に一度停止させた後、審判の合図で押し上げます。
3.デッドリフト (Deadlift)」
バーベルを床から持ち上げ、体をまっすぐに立たせる動作です。
膝を伸ばしながらバーベルを持ち上げ、体を完全に伸ばした状態でバーベルを保持します。

競技の進行

各選手は各種目で3回まで試技が許されています。
試技ごとに選手は自分が挑戦する重量を指定し、審判の合図でその重量を持ち上げます。
成功した試技の中で最も重い重量が記録されます。
3つの種目すべての最高重量を合計して、その合計がその選手の総合成績となります。

公式大会に出場するには?

公式大会とは?

公式の大会とは、日本パワーリフティング協会(JPA)に公認大会として認可された大会で、JPAまたは、各パワーリフティング協会が主催する大会です。
それに出場すると、審判資格をもった審判員の方にジャッジをしてもらえ、あなたの記録が公式に認められることになるのです。
公式大会には、スクワット、ベンチプレス、デッドリフトの三種目の合計重量を競う「パワーリフティング」の大会と、ベンチプレスのみの重量を競う「ベンチプレス」の大会があります。
また、特殊なスーツを着用する「フルギア」の大会と、スーツは使用しない「ノーギア」の大会があります。

全国のランキングも発表されますので、それを励みに頑張りたい方は、
日本パワーリフティング協会JPAのホームページでランキングを確認することもできます。
同じ階級の選手との競り合い、切磋琢磨の楽しさ、勝負の面白さを味わったりするチャンスがあるかもしれません。
また、公式大会で標準記録を突破すると、全日本の大会(世界大会予選)にも出場するチャンスがあります。
「日本パワーリフティング協会」のホームページでは、全国的な大会の情報を得たり、選手登録や全国大会の申し込みなど、各種手続きができたりします。

公式大会のレギュレーション

公式大会に出場する際の服装や使用する道具、階級について説明します。

服装・道具

必ず着用しないといけないもの ※大会ルールで制定されています
・Tシャツ(肘が隠れないもの、背面プリントの無いもの)
・シューズ(運動靴など。足指が分かれているものはNG
・膝丈までのハイソックス (注意点が3点あります。)
  ①デッドリフトの試技時のみ、必ず着用すること
  ②足指が別れていないもの
  ③足底に滑り止めがついていないもの
任意で使用しても良いもの ※多くの選手は着用します
・シングレット(公式認定のもの)※全国規模の大会出場時は必須
・ベルト (公式認定のもの)
・ニースリーブ(公式認定のもの)
・リストラップ(公式認定のもの)
その他 道具
・ボールペン ※試技カードの記入に必要。原則貸してもらえません。
・記入用のボード ※試技カードの記入にあると便利。
・滑り止めチョーク ※液体チョークが便利です。
・ベビーパウダー
 ※デッドリフトの際、太ももに塗ると摩擦が減り、上げやすくなります。
 ※ただし、床に粉が落ちないように注意が必要です。

大会の階級

階級は、男子・女子で次のように分かれています。

男子
階級検量体重の範囲
53㎏ 級 ※14歳~23歳のみ53.00㎏まで
59㎏ 級59.00㎏まで
66㎏ 級59.01㎏ ~ 66.00㎏
74㎏ 級66.01㎏ ~ 74.00㎏
83㎏ 級74.01㎏ ~ 83.00㎏
93㎏ 級83.01㎏ ~ 93.00㎏
105㎏ 級93.01㎏ ~ 105.00㎏
120㎏ 級105.01㎏~120.00㎏
120㎏ 超級120.01㎏以上
女子
階級検量体重の範囲
43㎏ 級 ※14歳~23歳のみ43.00㎏まで
47㎏ 級47.00㎏まで
52㎏ 級47.01㎏ ~ 52.00㎏
57㎏ 級52.01㎏ ~ 57.00㎏
63㎏ 級57.01㎏ ~ 63.00㎏
69㎏ 級63.01kg ~ 69.00kg
76㎏ 級69.01㎏ ~ 76.00㎏
84㎏ 級76.01㎏~ 84.00㎏
84㎏ 超級84.01㎏以上
※注意点
 計量時に、体重が検量体重の範囲内に収まっていないと失格となります。
 検量のタイミングは大会ごとに異なるため、事前に確認しましょう。

パワーリフティングのルール

パワーリフティングの競技の種目は下記の3つです。
「1.スクワット (Squat)」「2.ベンチプレス (Bench Press)」「3.デッドリフト (Deadlift)」
それぞれの種目の試技を3回行い、それぞれの種目のベスト記録のトータルを競います。

各種目で何㎏に挑戦するかは自分で決めて試技カードに書いて提出します。
※第2試技以降は、1分以内に提出が必要です。
※1分を過ぎると、前試技成功の場合は 前試技+2.5kg、
 失敗している場合は前試技と同重量が自動的に設定されます。

ただし、失敗して次の試技で重量を下げることはできません。
そのため、失敗しない重量を設定しましょう。

試技は、審判の合図に従って行います。
制限時間も決まっており、選手紹介からバーベルを引き始めるまでを1分以内に行います。

審判の合図に従わなかったり、制限時間を超過すると、その試技は失敗扱いとなります。

各種目の詳細なルール

パワーリフティングの競技の種目は下記の3つです。
「1.スクワット (Squat)」「2.ベンチプレス (Bench Press)」「3.デッドリフト (Deadlift)」
それぞれの試技をする際の詳細なルールについて、記載します。

※近日公開します

島根県でパワーリフティングを始めるには?

島根県でパワーリフティングを始めるために必要なことをまとめました。

※近日公開します